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対象レンジ
表層〜中層
蝟集魚種
カンパチ・ツムブリ・カツオ・シイラ・マグロ類・カジキ類・カマスザワラ・ムロアジ・平アジ・カワハギ類など
1.構造
浮体部の構造はFRP製で、集魚効果および耐久性に優れています。
2.浮沈式
潮流が緩やかな状態において、浮体は表層浮魚礁として海面に位置しますが、流速が増すにつれて、浮体は徐々に海中に引き込まれ、およそ2~2.5ノット程度で浮体全体が水没します。
3.漁具対策
係留索には、漁具対策として繊維ロープ表面に「樹脂チューブ+ワイヤーネット+樹脂チューブ」の3層の被覆を施した高機能繊維ロープを使用します。
4.搭載機器
浮体上部には、ソーラー電源方式の耐水圧型標識灯および位置監視装置を搭載しています。
5.標識等ブイ
耐水圧小型標識灯ブイを浮体よりロープで係留させることにより、浮体が海面直下に水没した状態においても航行船舶に対して浮魚礁の存在を知らせます。
6.オプション①
耐用年数(10年)経過後の引揚げ回収作業を容易且つ経済的とするために、係留索には一定の間隔で引揚げ用ループ(オプション)の加工も可能です。
7.オプション②
位置監視装置により浮体の現在位置を陸上監視局端末(PC)にて、予め設定した間隔で定期的に観測できます。万一流出した場合には、光、音およびE-mailによる警報を発報します。
付属の水温センサーにより海面下約5mの海水温を上記位置情報と同時に観測することができます。
礁体の主要部材は次のとおりです。
浮体
搭載機器
副係留索結束状況
耐水圧型位置監視装置
耐水圧型標識灯
レーダーレフレクタ
耐水圧小型標識灯ブイ
アンカー
係留索
1.浮体
浮体には、もしもの流出事故に備えて以下の安全対策・装備を取り揃えています。
浮体形状
2.係留索
係留索には、高強度且つ低伸度で耐切創性に優れた繊維素材を選定し、漁具との接触が起こりうる水深帯については繊維ロープをワイヤーと樹脂で被覆した特殊高機能ロープ(下写真)を採用しています。
3.アンカー
独自開発のAK型アンカー(下左)は、落下直進性に優れ、通常の直方体アンカー(下右)に比べ、落下散らばり変位量が 約1/3(水槽実験にて)であるため、海底の傾斜が険しい海域においても設計許容範囲内の水深に浮体を定位させることが可能であります。
AK型アンカーの形状と流況
通常の直方体アンカーの場合
主な蝟集魚種
カツオ・キハダ・カンパチ・ヒラマサ・ブリ・ツムブリ・シイラ・オキアジ・アジ類・メダイ・イシダイ・イシガキダイ・ウスメバル
1.奄美大島沖 水深 1,000m
魚探による集魚確認
キハダマグロ
ツムブリ・オキアジ
2.与論島沖 水深 1,200m
ツムブリ・オキアジ
オキアジ
3.宮崎県日向灘 水深 800m
カンパチ
メダイ
4.沖永良部島沖 水深 900m
キハダマグロ・ツムブリ
キハダマグロ
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