岡部株式会社

グループ営業概況

経営成績に関する説明

当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、設備投資が減少するなど大幅に下押しされ、厳しい状況となりました。

当社グループの主な需要先であります建設業界におきましては、公共投資が堅調に推移したものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、着工床面積が前年度の数値を大幅に下回るなど厳しい環境となりました。

このような経営環境のなか、当社グループは、従業員とその家族の健康・安全の確保を経営方針とし、感染症あるいは災害時の危機的な状況において柔軟に対応できる「ニューノーマル(新常態)の業務体制」を構築してまいりました。また、お客様への供給責任を全うすべく、サプライチェーンの維持に尽力し、製品供給を継続いたしました。

セグメント別の業績はつぎのとおりであります。

① 建設関連製品事業

建設関連製品の売上高を製品別にみますと、仮設・型枠製品は、着工床面積の減少等により、主要製品の販売が低調に推移した結果、前連結会計年度に比べ5.4%の減少となりました。

土木製品は、防災・減災、国土強靭化政策の推進などにより、土砂災害の防止に使用される製品の販売等が堅調に推移した結果、前連結会計年度に比べ15.5%の増加となりました。

構造機材製品は、鉄骨造の着工床面積の大幅な減少等によりベースパックの販売が低調に推移した結果、前連結会計年度に比べ6.8%の減少となりました。

建材商品(国内)は、着工床面積の減少により、販売が低調に推移した結果、前連結会計年度に比べ4.9%の減少となりました。

建材商品(海外)は、米国における新型コロナウイルス感染症による建設需要への影響が限定的であったことなどにより販売が堅調に推移した結果、前連結会計年度に比べ1.9%の増加となりました。

この結果、建設関連製品事業における売上高は523億8千4百万円(前連結会計年度比2.4%減)となり、営業利益は45億3千7百万円(前連結会計年度比9.3%減)となりました。

② 自動車関連製品事業

新型コロナウイルス感染症の拡大による自動車生産台数の大幅な減少により、自動車用バッテリー端子製品の販売が低調に推移した結果、売上高は73億7千4百万円(前連結会計年度比16.3%減)となり、利益面におきましては、環境問題対策のコストが上昇した結果、営業損失は1億9千3百万円(前年同期は1億3千3百万円の営業利益)となりました。

③ その他の事業

海洋事業における浮漁礁製品の大型案件の納入などにより、売上高は33億6千8百万円(前連結会計年度比15.3%増)となり、利益面におきましては、釣り用錘製品の販売が低調に推移し営業損失が発生した結果、営業利益は1億5千2百万円(前連結会計年度比1.9%減)となりました。

なお、2019年1月31日に全株式を取得し子会社とした㈱河原について、2019年12月期は2019年4月1日から2019年12月31日までの9ヶ月間の業績を計上したのに対し、2020年12月期は2020年1月1日から2020年12月31日の12ヶ月間の業績を計上しております。

 以上の結果、当連結会計年度における連結業績は、売上高は631億2千7百万円(前連結会計年度比3.5%減)、営業利益は44億9千6百万円(前連結会計年度比15.1%減)、経常利益は47億2百万円(前連結会計年度比16.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は26億8千5百万円(前連結会計年度比19.6%減)となりました。

(参考)連結事業別・製品別売上高

(単位:百万円未満切捨表示)

前連結会計年度
自 2019年1月1日
至 2019年12月31日
当連結会計年度
自 2020年1月1日
至 2020年12月31日
増減率
金額 構成比 金額 構成比
建設関連
製品事業
仮設・型枠製品 7,072 10.8 6,690 10.6

△5.4

土木製品 6,517 9.9 7,526 11.9

15.5

構造機材製品 21,046 32.2 19,613 31.1

△6.8

建材商品(国内) 12,412 19.0 11,799 18.7

△4.9

国内計 47,049 71.9 45,629 72.3

△3.0

建材商品(海外) 6,628 10.1 6,755 10.7

1.9

海外計 6,628 10.1 6,755 10.7

1.9

当事業計 53,678 82.0 52,384 83.0

△2.4

自動車関連製品事業 8,809 13.5 7,374 11.7

△16.3

その他の事業(注) 2,922 4.5 3,368 5.3

15.3

合 計 65,409 100.0 63,127 100.0

△3.5

(注)
  • その他の事業は、当社のコア事業である建設関連製品事業および自動車関連製品事業に属さない多角化事業であり、海洋資材製品の製造販売および米国における釣り用錘製品の製造販売等の各業務を行っております。
    また、2019年4月1日より産業機械製品の製造、販売等を営む(株)河原の業績を計上しております。

連結売上高の製品・事業別構成比

連結売上高の製品・事業別構成比

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