岡部株式会社

株主の皆様へ

取締役社長 廣渡 眞

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

営業の概況について

当連結会計年度(2018年1月1日~2018年12月31日)企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調で推移したものの、通商問題の動向や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意が必要な状況となりました。

当社グループの主な需要先であります建設業界におきましては、政府建設投資・民間建設投資ともに底堅く推移するなど受注環境は堅調に推移しましたが、建設資材や人手等の不足による建設工事の進捗の遅れがみられたことなどにより、当連結会計年度の着工床面積は前年度の数値を下回って推移しました。

このような経営環境のなか、当社グループは、創業100周年である2017年度を初年度とする中期3ヵ年経営計画「NEXT100 ~Exciting Future~」に基づき、総合実験センターや北米における新物流倉庫の建設など「次の100年(NEXT100)」の飛躍につながる基礎を構築するための施策を着実に実行いたしました。

これらの事業環境や取組みの結果、当連結会計年度における連結業績は、売上高は647億8千5百万円(前連結会計年度比6.3%増)、営業利益は53億4千9百万円(前連結会計年度比10.4%増)、経常利益は56億1百万円(前連結会計年度比10.5%増)となりましたが、自動車関連製品事業において中国における工場閉鎖損失や米国における環境対策費を特別損失として計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は31億2千8百万円(前連結会計年度比10.2%減)となりました。

今後の見通しについて

今後のわが国経済につきましては、政府・日銀による各種政策の効果等により、緩やかに回復していくことが期待されるものの、海外経済の不確実性などが懸念され、先行きについては不透明な状況が続くものと予想されます。

当社グループの主な需要先であります建設業界におきましては、首都圏を中心とした大規模再開発や「2020年東京オリンピック・パラリンピック」関連工事等により、建設投資は堅調に推移する見通しではありますが、物流等のコストの上昇により収益が圧迫される懸念があることから、提案型営業や製品開発を通じた付加価値の向上および生産性の向上等に一層の企業努力を要する事業環境が想定されます。

このような事業環境の想定のもと、2017年度を初年度とする中期3ヵ年経営計画「NEXT100 ~Exciting Future~」に掲げております各種施策を着実に実行してまいります。

配当について

当社は、株主の皆様への利益還元を充実させるため、安定的な配当を継続することを基本とし、連結業績を考慮し、併せて企業体質の強化および将来の事業展開に備えるための内部留保の充実などを総合的に勘案して剰余金の配当を決定する方針を採用しております。当社の剰余金の配当は、中間配当および期末配当の年2回を基本的な方針としております。

このような基本方針の下、2019年度の配当につきましては、1株当たり年間28円(中間配当14円、期末配当14円)を予定しております。

2019年3月

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