特長

工法の特長

●基礎根伐り深さを浅くでき経済的です

クラウンパイルアンカーは杭頭アンカーの端部に定着板を設けているため、優れた定着性能を有しています。これにより、異形鉄筋を杭鋼管に直接フレア溶接する方法(在来工法)に比べ、定着長が短くなり、基礎根伐り深さを浅くできます。よって、掘削・山留め・残土処理等の費用軽減が期待できます。

仕様
呼び名
定着長
(mm)
D32-M 614(約20d)以上
D38-M 728(約20d)以上
D38-L
D38H-L 915(約25d)以上

●基礎部の過密配筋が解消されます

杭頭アンカーは杭頭金物を介して杭頭部に接合するため、杭径に対して200mmの拡径配置となります。そのため、異形鉄筋を杭鋼管に直接フレア溶接する方法(在来工法)に比べ、曲げ耐力が増加し、杭頭アンカーの必要本数が減少します。よって、基礎コンクリートの過密配筋が解消されます。

新たに高強度の杭頭アンカーD38H(SD490)を追加したことにより、杭頭接合部の高耐力化を実現し、更なる杭頭アンカーの本数減少が可能になりました。

在来工法に対する曲げ耐力の増加または杭頭アンカーの本数減少割合は設計外力や条件により変化します。

●溶接品質が確保できます

Vプレートの鋼種は溶接性能に優れたSN490Bであり、溶接部には開先加工が施されています。そのため、開先加工の無い異形鉄筋を杭鋼管に直接フレア溶接する方法(在来工法)に比べ、溶接品質が安定した杭頭接合部を提供することができます。

●杭頭埋込み部の側面支圧曲げ耐力設計を明確にしました

杭頭部を杭径の0.65 倍以上埋込み、所定の計算方法により算定した補強鉄筋を配置することで、杭頭接合部耐力に埋込み部の側面支圧曲げ耐力を考慮できます。埋込み部の側面支圧曲げ耐力は杭軸力にかかわらず発揮されるため、引抜き力作用時や杭頭曲げが大きい場合に杭頭接合部耐力の確保が可能となり、杭頭接合部の合理的な設計が可能です。