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NCPアンカー工法では、設計者の意図に沿う杭頭接合部の提案を目指して、解析ソフトにより専属技術スタッフが迅速に計算書の作成並びに技術対応サービスをしております。設計は杭種、杭径及び設計用杭頭応力が決定された後に、NCPアンカー検討までの流れに示す手順で行います。
ご依頼に関しては、基礎構造計算書又は杭検討書により、杭頭部に発生する設計外力等の必要事項をご指示いただく事で物件毎の計算書の作成並びに技術対応サービスとなります。
■検討書の概要
適用範囲 杭種: PHC杭又はPRC杭
     ※SC杭は対象外
外力の設定 ?長期荷重 ?短期荷重 ?終局荷重
検討項目 ?必要なNCPアンカー本数の算出
?コンクリート及び鉄筋の応力度検定
?NCPアンカーの配置に基いた断面
  の弱軸に対する検討
?終局時の限界引き抜き耐力の計算
  その他
■PHC杭・PRC杭の種別
PHC杭・PRC杭の一般的な強度種別は下表になります。PHC杭よりPRC杭のほうが曲げ耐力性能は強くなります。
杭性能表現
PHC A種 B種 C種 ? ?
PRC(CPRC) ?種 ?種 ?種 ?種 ?種





杭径

杭種
(PHC)

杭体が保有する短期許容
曲げモーメントM(KN・m)
NCPアンカ?参考取付本数
300φ 14 4-D13
28 6-D13
36 6-D16
350φ 21 4-D13
42 6-D16
53 6-D16
400φ 30 6-D13
62 6-D16
78 8-D16
450φ 42 6-D13
86 8-D16
109 7-D22 6-D25
500φ 59 6-D16
120 10-D16
152 9-D22 8-D25
600φ 98 9-D16
201 13-D22 12-D25
253 13-D22 12-D25
700φ 152 9-D16
311 15-D22 14-D25
393 18-D25 15-D29
800φ 222 12-D16
454 18-D25 16-D29
574 20-D25 17-D29
900φ 311 15-D16
635 23-D25 20-D29
802 24-D25 21-D29
1000φ 421 16-D25 11-D29
858 28-D25 22-D29
1085 29-D25 23-D29
1100φ 553 13-D25 12-D29
1129 28-D25 27-D29
1426 27-D29
1200φ 711 16-D25 15-D29
1449 32-D25 31-D29
1833 33-D29
※基礎コンクリート強度はFc21N/mm2
上記のNCPアンカー参考取付本数は、PHC杭(標準型)の軸力(N)0kN時に杭体が保有する短期許容曲げモーメントを満足する本数を示しています。
表中のNCPアンカー取付仕様は、あくまでも参考なため、詳細検討により本数・サイズが変わる場合がありますのでご了承願います。
詳細検討は、設計外力(杭頭M0,変動軸力Nmin ?Nmax,水平力Q,基礎Fc,その他条件)により検討が可能となります。
⇒サポートセンターにご依頼下さい。
NCP(標準タイプ)鉄筋径は杭本体の杭頭端板ねじ径により決まります。杭頭端板ねじ径は杭メーカー・杭製造工場・杭径・杭種により異なるため発注前に必ずご確認願います。なお、ねじ径が変わった場合のNCPアンカー取付仕様の一例を表中に示しています。
PRC杭(CPRC杭・DAM杭)は、杭体性能が高いため詳細検討が必要となります。





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