「OSリング」は貫通孔を設けたH形鋼はりの耐力を確保するために用いる特殊な金物です。
OSリングは外周のみを全周すみ肉溶接することで、ウェブ片面だけに取り付けます。

トータルコストの削減

ウェブ片面に取り付けるだけなので、施工時にはりを反転させる必要がありません
また、従来用いられてきたプレートによる補強やパイプによる補強と比べ溶接量が非常に少ないので、溶接による熱ひずみの影響が小さくなります

OSリング施工性イメージ

コスト削減イメージ

高強度鋼材の梁に対応 new

設計基準強度(F値)が440N/mm²以下の国土交通大臣の認定を受けた建築構造用鋼材(TMCP325、TMCP355、TMCP385、SA440 等)及び溶接構造用圧延鋼材 SM520B,Cの高強度鋼材梁に適用可能となりました。

合理的な補強

ウェブの貫通孔径(dw):OSリング内径〜OSリング内径の75%まで対応可能。
(例)φ375mmの貫通孔を設けたい場合 ウェブ貫通孔径:φ375mm・OSリング:400S

合理的な貫通孔補強
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ウェブ両面補強

ウェブ両面を補強することにより、大きな補強効果を得られます。

貫通孔1個あたりの溶接量比較例
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塑性化領域への設置

OSリング工法は各種構造実験により耐力・変形能力等を確認し、(財)日本建築センターの一般評定を取得しています。
貫通孔部分の耐力を明確に評価でき、はりウェブ貫通孔部分の存在応力が耐力を上回らないことを確認することで、はり端部(はりの塑性化領域)に貫通孔を設けることができます。
(耐力曲線を用いた応力検討ソフトをご用意しております。)

塑性化領域貫通孔例

構造実験

各種実大実験および部分実験を行い、耐力・剛性・変形性能等の構造性能を確認しています。

荷重・変形関係 履歴曲線
無孔はり、有孔無補強はり、OSリング
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