施 工

OSリング工法に係る施工および施工管理は、
鉄骨製作業者に属する鉄骨製作管理技術者により行うものとします。
 

注意OSリングおよびはりウェブ溶接面は溶接に先立ち、水分・スラグ・ごみ・さび・油・塗料・はがれやすいスケール、
   およびその他溶接に支障となるものはあらかじめ適切な方法で除去して下さい。

注意はりウェブの鋼種がTMCP385及びSA440材の場合は、予熱など別途規定がありますので、
   「OSリング溶接施工マニュアル」を必ずご覧下さい。


◆施工手順
(1)はりウェブのけがき・孔あけ

所定の位置にはりウェブ貫通孔径dwをけがく。
はりウェブに円形貫通孔をあける。

注意貫通孔径dwの最大許容差は±2mmとする。
   貫通孔まわりの切断バリはグラインダー等で除去する。
   貫通孔径dwは適用貫通孔径の範囲(※1)とする事ができる。

(※1)適用貫通孔径

記号 100S
100L
125S
125L
150S
150L
175S
175L
200S
200L
適用貫通孔径
dw
口径75〜
口径100
口径101〜
口径125
口径126〜
口径150
口径151〜
口径175
口径176〜
口径200
250S
250L
300S
300L
350S 400S 500S 600S
口径201〜
口径250
口径251〜
口径300
口径301〜
口径350
口径351〜
口径400
口径401〜
口径500
口径501〜
口径600

施工手順1

(2)OSリング位置決め・組立溶接

OSリングと貫通孔を合わせる。
OSリング内径より貫通孔が小さい場合には、OSリングからのウェブの出寸法が等間隔になるように合わせる。
OSリング取付面を固定用治具等によりウェブ面に十分密着させる。

注意 OSリング芯と貫通孔芯の最大公差は±2mmとする。
注意OSリングタイプTは図に示すように最外径側となる面をウェブ溶接面に
   密着させる。(OSリング内面に貼付されたシールに溶接面方向が記載)
  シール

OSリング外周に組立溶接を行う。

注意組立溶接は等間隔に3〜4箇所、1箇所の長さは40mm以上、脚長4mm以上、
   1パスとし、 ショートビードにならないように注意する。

施工手順2

(3)本溶接

固定用治具等を取り外し、本溶接を行う。

注意OSリングの溶接部とH形鋼のフィレット部またはビルドH形鋼のフランジ
   とウェブの溶接部が重ならないように注意する。

注意溶接はOSリング外周の全周すみ肉溶接とする。現場溶接は不可とする。

注意溶接材料は被覆アーク溶接の場合はJIS Z 3211の規格を、ガスシールドアーク
   溶接の場合はJIS Z 3312、JIS Z 3313の規格を満たし、かつ490N/mm2 級高張力鋼
   に適用可能なものを使用する。

施工手順3

(4)外観・表面検査

注意 本溶接のすみ肉溶接サイズは、各OSリングそれぞれに定められた必要すみ肉
   溶接サイズS以上でなければならない。また、OSリングとはりウェブの
   すき間は2mm以下とする。

注意その他、外観・表面欠陥検査の合否判定は、「JASS6 付則6. 鉄骨精度検査基準」
   による。不合格となった欠陥箇所は適切な処置を行う。

施工手順4
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